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0章 1-1 リーダに求められるもの

人間が一番成長する瞬間はいつだろうか?



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私は2つあると思っている。1つは「人生を揺るがすような大きな失敗をしたとき」である。人間は失敗をして初めて自分の力のなさに気がつく。失敗したときにどのような態度を取れるかが、これからその人がどれだけ成長できるかに関わってくる。





そして2つ目は「他人に教えるとき」である。これは意外に感じる人も多いかもしれない。普段から他人に何かを教える機会は多いし、そんなの簡単じゃん?と思う人も多いだろう。しかし他人に何かを教える瞬間に人間は大きく成長している。





ここで質問だが、なぜ日本企業は新入社員を一括採用するのだろうか?





就職難で新入社員の一括採用の有無が議論されているが、なぜ日本企業はこれまで新入社員を一括採用してきたのだろうか?もし何もメリットがなければわざわざ多くのコストをかけて一括採用なんてしないはずである。海外の企業のように通年採用で必要なときに必要なだけ採用すればよい。





理由としてはたくさんある。例えば大学卒業ホヤホヤの新入社員のほうが会社の文化に染めやすい、年功序列・終身雇用システムをとっている以上、中途採用の扱いが難しいなどが良く言われる理由だろう。しかし一番のメリットは、すでに働いている社員の成長を促進できる点にある。





新入社員が入ってきたときの事を思い出してみて欲しい。なんだか自分が若いころ(まだ筆者は自分のことを若いと思っているが、、、)を思い出して、モチベーションが上がったりしないだろうか?また新入社員が元気に挨拶する姿を見て、自分も元気が出てこないだろうか?





新入社員は企業にとっての赤ちゃんである。赤ちゃんが生まれると家族全体が明るくなるのと同じように、新入社員が入ってくると会社全体が明るくなる。これが企業にとっての一番のメリットである。





また、これは心理的、雰囲気的な面だけではない。新入社員が入ってくるということは、彼ら彼女らに対して教育する人たちが必要である。これは一般的にメンターと呼ばれる人たちのことであるが、一番メリットがあるのはメンターである。





なぜなら新入社員をしっかり教育するということは予想以上に大変なことだからである。右も左もわからない新入社員を育てるということは、自分自身がまずしっかりしていなければならない。そして何も知識がない人に教えるということは、まずは自分が企業について、製品について理解していなければならない。そしてそれをわかりやすく簡潔に伝える能力が求められる。





普段は当たり前のようにこなしている仕事も、新入社員に「それってなんで必要なんですか?何のためにやっているんですか?」と聞かれたときには、論理的に説明できなければならない。「何でかわからないけど先輩がやっているから、、、」では答えにならないのである。





そういう意味で人間は「他人に教えるとき」に一番成長する。私は普段からサッカーを小学生に対して教えているが、まさにこれは実感している点である。おそらくこれから今年の新入社員が配属、仮配属されてくる企業も多いと思うが、ぜひ積極的にコンタクトを取って欲しい。それが一番自分にとってのメリットになるのだから。

明石 健夫

WRITER

Takeo Aakashi

明石 健夫

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2章 提案力
3章 マーケティングスキル(機会創出能力)
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